映画『リメンバーミー』とメキシコの素敵な文化

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みなさん、『リメンバーミー』は観たことがありますか?
私が大好きな映画です。

数年前から東京ディズニーランド「ミッキーのフィルハーマジック」でも本映画が登場しています!

この映画、音楽もストーリーも本当に心に響く素晴らしい作品ですよね。
でも、それだけじゃないんです。
この映画は、メキシコの「死者の日(Día de los Muertos)」という特別な文化を知るきっかけにもなるんです。

今日は、この映画をもっと楽しむために知っておきたいメキシコ文化の豆知識をお届けします!

「死者の日」ってどんな日?

メキシコの「死者の日(Día de los Muertos)」は、毎年11月1日と2日に行われる、大切な家族行事です。

この日は亡くなった家族や友人たちを思い出し、彼らが戻ってくるのを心から歓迎する日なんですよ。
映画の中でも、この文化が物語の中心になっていますよね。

メキシコではこの日に家族みんなでお墓に行って、故人の好きだった食べ物を供えたり、一緒に食事をしたりして過ごします。
お祭りみたいに賑やかに楽しむんです。
悲しむのではなく、「また会えたね!」と喜びながら迎える――そんな温かさが魅力です。
この伝統は、なんとユネスコの無形文化遺産にも登録されているんです。

祭壇「オフレンダ」とは?

映画に登場する祭壇「オフレンダ(Ofrenda)」も、死者の日に欠かせないもの。
これは、亡くなった人を迎えるために作られる祭壇のことで、写真や好きだった食べ物、飲み物が飾られます。

特に、マリーゴールドの花(スペイン語で「センパスチル」)は重要アイテム。
この花の鮮やかなオレンジや黄色が、故人の魂が迷わず帰ってこれるように道しるべになると信じられています。
映画でも、あの美しいマリーゴールドの橋がとても綺麗で、見惚れるくらい印象的でしたよね。

メキシコの音楽とギターの魅力

『リメンバーミー』を語るうえで欠かせないのが音楽!
メキシコでは音楽が生活や文化の中心で、特にギターを使った演奏は、家族や故人への思いを伝える大切な手段なんです。

映画に出てくる「マリアッチ」と呼ばれる楽団もメキシコならではの存在。
彼らの演奏が祝祭を盛り上げるだけでなく、「故人も一緒に楽しんでるよ」という雰囲気を作り出してくれるんです。
ミゲルがギターを弾いて家族とつながる姿は、メキシコ文化の真髄そのものなんです。

死者の日に欠かせない特別な食べ物

「死者の日」には、美味しくて見た目もユニークな伝統の食べ物が並びます。
その中でも特に有名なのが「パン・デ・ムエルト」と「シュガースカル」です。

  • パン・デ・ムエルト
    柔らかくてほんのり甘いパンで、表面に骨をイメージした装飾がされています。故人を偲びながら、家族みんなで一緒に食べるんですよ。

  • シュガースカル
    頭蓋骨の形をしたカラフルな砂糖菓子。名前を入れて飾ることもあって、家族が個性的にデコレーションを楽しんだりします。このユニークなデザイン、可愛らしくもありますよね。

食べ物一つ一つに「亡くなった人を忘れない」という気持ちが込められているんです。

カラフルな衣装とメイクも魅力的!

死者の日といえば、華やかな衣装や「カラベラ」という骸骨メイクもおなじみです。
色鮮やかなペイントで顔を飾るのは、死者を恐れるのではなく、「一緒に楽しもう!」という気持ちを表現しているんですよ。

『リメンバーミー』のキャラクターたちも、このメイクで描かれていてとても美しかったですよね。
こうした色とりどりの表現は、故人を喜ばせると同時に、私たちがその存在を忘れないための大切な方法なんです。

リメンバーミーの世界観のメキシコ料理屋さん

私、東京の原宿にあるリメンバーミーの世界観を味わえるレストラン「フォンダ・デ・ラ・マドゥルガーダ」に先日行ってきました!

  • 以下左皿
    • ミックスサラダ(アボガドたっぷり)
  • 以下右皿
    • 左 :ハラペーニョにクリームチーズ詰めフライ
      • ハラペーニョなので結構辛いですが、チーズと相まってとても美味しかったです。
    • 手前:アボガドのディップとトルティーヤチップス
    • 奥 :パイケースにビーンズ、レタス、チーズをのせたカナッペ
  • 以下右皿
    • にんにく風味の海老のグリーントマトソース添え
      • エビに味が染みていてこちらもとても美味しかったです。

Aコース料理

メキシカン料理を味わえて、さらにスタッフの方が流しギターで、リクエストに応じ弾き語りをしてくれます。

リメンバーミーの曲「Remember me〜♪I have to say Goodbye〜♪」を目の前で弾いてくれました。

地下の席に座れたらスクリーンにリメンバーミーの映画が流れているかもしれません。
近い人はぜひ行ってみてください!
以下、レストランの広告リンクを貼っておきます。

フォンダ・デ・ラ・マドゥルガーダ

まとめ

『リメンバーミー』を観ると、メキシコの死者の日やその文化が本当に温かくて素敵なものだと気づきますよね。
この映画は、「家族を思い続けることの大切さ」や「思い出が絆をつなぐ力」を教えてくれます。

次にこの映画を観るときは、ぜひ今回紹介したトリビアを思い浮かべながら楽しんでみてください。

メキシコの文化を知ることで、『リメンバーミー』の世界がもっと深く味わえるはずです。
そして、映画が伝える「大切な人を忘れないこと」がどれだけ素敵なことか、きっと感じられると思います。

 

ウィキペディア:死者の日

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